食べない子ママ、4つの成長プロセス

こんばんは、山口健太です。


今日は、

「食べない子ママ、4つの成長プロセス」

という話を、
シェアしていきたいと思います。


(「ママ」にしていますがママの読者が多いからで、パパでも、仕事で子どもたちと関わる人でも、共通します。)



これを知ることだけでも、

・問題解決のきっかけ
・自分の成長のヒント

だったりが、
たくさんあると思いますので
ぜひ読んでみてくださいね!



さて。

これまで沢山の
食べない子に悩む大人の相談に乗ってきて
私なりに分析した結果、

だいたいその悩みには傾向とパターンと、
そして4つのプロセスがあることが分かってきました。


それは、

1.自分中心
2.子ども中心
3.自己主導
4.相互成長

というプロセスです。



以下より詳しく書いてみますが、
あなたにとってハッと気づきになることもあると思いますので、

集中して読んでみてくださいね!

1.自分中心

まず、
一番最初の「自分中心」段階は、
食べない子のことが理解できずに

「どうしてこんなに頑張って作ってるのに、食べてくれないんだろう…」

というような感じになります。


ひどく落ち込んだり、
時に感情的にもなったりするのですが、

人生で初めて
食べない子と向き合うことになるので、
こうなってしまうのは無理もなく、
ほとんど最初はこのような感じだと思います。



そこで、

情報を得たりとか、
時間が経つにつれて、
少し理解ができるようになっていき、


次の
「子ども中心」段階へと
進んでいくようなイメージです。

2.子ども中心

ここでは、
「食べない子」のことが、
前よりは少し理解できるようになってきています。

(半ば諦めに近い場合もあったりしますが)



その一方で、

「これだったら子どもは食べてくれるのでは?」

ということが中心になり、
自分の成果や価値が

「子どもが食べてくれたかどうか」

に、依存しているような状態です。


なので、
(元々は好きだった人も)
料理が作るのが楽しくなくなったり、

子どもと食卓を囲むことが辛くなったり、
そういった状態になっていることが多いです。



こういった状態の人に
よくアドバイスをするのは、

「今日は、自分が食べたいものを食べたり、作りたいものを作るようにしてみてください!」

だったりとか、

”食べない子に対するがっかりの公式” (食べてくれるだろうという自分の期待 - 実際に食べてくれたかどうか = あなたのガッカリ度)

を再度確認してもらったりなどです。



また、他の場面でも、
自分の価値が子どもの状態に
依存してしまっていることが多いので、


普段から、

「本当の自分はどうしたいのか?」

を考えてもらうようにしたりとか、

「(子どもと関係ないところで)自分の幸せを感じられることは何か?」

を考えてもらって、
なるべくやってもらうようにもします。


そうすると、
次の「自己主導」段階へ
いけるというイメージです。

3.自己主導

この段階になると、

「自分自身のことも
 大切にできるようになるし、
 一方で食べない子どものことも
 1つの個性のような捉え方ができるようになっている」

という段階です。


そうすると、
まず以前に比べるとだいぶ、
感情的になったり、
落ち込んだりすることが少なくなっていきます。


そして自分のご機嫌も、
ある程度は自分で保てるようにもなっていきます。


ですので、食べない子に対して
何か工夫をしてみることも、
成果を期待せずにできるようになっていき、

感情的にもあまり消耗しないので、
淡々とできるようになっていくようなイメージです。


(なので、少しずつ食べない子が、食べられるようになっていきます。)



また、
子どもが食べないことがあっても、

「そうきたか!」

って感じの受け止め方になり、

「じゃあ、次はどうしてみようかな?」

と、
自分の成長の糧やアイディアへと
変換できるようになっていきます。



そしてこれが、
食事場面だけではなく、
普段の子どもとのやりとりや
パートナーとのやりとり、

あるいは、
仕事での振る舞い方にも繋がっていき、
人間的にも成長していって、
自分でもそれを少し感じるようになっていきます。



そして、
こういった状態が続くと、
最後の「相互成長」段階へと
成長することができるようになります。

4.相互成長

この段階までくると、
子どもの成長をサポートしながら、
実は自分が一番成長しているのだと、
強く自覚するようになっていきます。

(実際これは当たり前の話なのですが、「それが深いところで腑に落ちる」という感覚です。)



ですので、
これまで色々と悩んできた過去や、
子どもに対して感謝の気持ちが湧いてきたりします。


また、

「この自分の経験を、他の人にも伝えていきたい!」

という感覚になることも多いです。



とても前向きな感じなので、
お子さんの食べない事のことにも
落ち込まないですし、
加えてこれまで以前に解決しやすくなり、

またそれ以外の問題が起きたとしても

「またこれが自分の成長に繋がるだろう」

と、どこかで思えるようになってきているので
様々なことに前向きに取り組めるようになっていきます。



ここまでくると、

「自分ってだいぶ変わったな」

と、
さらに自覚していくと思います。



さて。

これが私なりに分析した、
「4つの成長プロセス」です。


私は普段、
食べない子に悩む大人をサポートしています。


1通のメールだったり、
1回のSNSの投稿では、
「目先の問題を解決する内容」
しかなかなか発信できませんが、

根っこのところでは、
こういった形で人を成長させていく為の
お仕事をしているのだと思っています。



そして、
そういう大人たちを増やして、
日常の幸福感を高くしてもらい、

その高いエネルギーが周りにどんどん伝播していき、
さらに明るい社会を作っていきたいと思っています。




今回のメールでは、
それぞれの成長プロセスについて
お伝えしていきましたが、


一番早いのは、

「そのための環境を作ること」

です。



実際、
コーチングの世界では、

「人間が自分1人だけで
 本質的な成長をするには、
 1つの段階ごとに5年〜10年掛かる」

と言われています。



一方で、

身近な伴走者だったり、
それに適した環境に身を置くことで
その成長スピードを

”10倍以上”

に早めることができるのです。



最近、
告知をし始めた新企画、

「食べコミュ!NEXT」

は、
食べない子の問題解決に繋がる
情報を網羅してお伝えしていきますが、


裏のテーマは、
そういった成長をみんなでしていき、
毎日の幸福感を上げていくことです。



そして、そこを考えるからこそ、
問題の解決もしやすくなるのです。



一緒に、
成長を楽しんでいきましょうね!



「食べコミュ!NEXT」

に興味のある方は、
予約LINEの登録しておいてください。




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(こちらに登録すると、募集日に案内が届きます。)




近々、NEXTの
具体的なコンテンツ内容について
お伝えしていきたいと思います!




それでは、
最後までお読み頂き
ありがとうございました。



山口健太