受講者の声

福岡県・栄養教諭の方より



まずは、貴重なご講義ありがとうございました。食べられない子に対してこのようにきちんと系統だって整理され、しかもわかりやすい資料に出会えたのは初めてと言っていいかもしれません。

 
先生ご指摘の完食指導や残食0の取組は、私も少なからず目にしてきました。(自分はやったことがありません)毎日、給食室で食べ残しを返却に来る子どもたちには、笑顔でありがとう。を心がけており、食べなかったことには殆ど触れないようにしています。

 
ただ、「これ、切り方大きかったかな。」とか、「これ少し辛かったかな?」など、本人に直接関係ないことに関してはリサーチのつもりで声掛けをしています。現勤務校は、21クラスあり、すべての担任が同じ気持ちで給食指導にあたっているのかというと疑問です。ここで学んだことを今一度共通理解する場を設けたいと思いました。
 
また、最近は食べられないものや食べ方が多様化しており個に応じた指導が今まで以上に求められていることを実感しています。
情報収集とその取扱い(捉え)をしっかりとし、今後指導にあたっていきたいと思いを新たにしました。

岐阜県・栄養教諭より



異動先の学校で、「給食の時間が辛く、学校に行きたくない。給食恐怖症なんです。私の作ったお弁当なら食べられると言うので、弁当を持参してもいいですか。」と母親が学校に相談してきたため、食べる事が辛いとはどう言う事なのか、どんな指導・支援をしたら良いのか学びたく、受講しました。

 

大人(保護者、教員など)が「この子は食べてくれない」と悩んでいる事以上に、子ども自身が食べることに困り感を抱えているのだと感じました。

 

その子は何に対して困り感、不安感を抱いているのかを把握して、どう軽減していく事ができるのかを大人は考えていかなければならないと言うことを学びました。「あの子はこの方法で食べられるようになったから、この子も・・・」と言う考え方は捨て、それぞれの子をしっかりと見ていきたいと思いました。

 

給食恐怖症の児童に対してどう接したら良いかわからず、これまで距離をとっていました。これまでは、「食べてもらうためにどうしたら良いか」ばかりを考えており、答えを出せずにいて距離をとっていたのだと思います。今回この講座を受講して食べてもらうことの前に、その子を知らなければと言うふうに考え方が変わりました。その子との関係性を築くためにこちらから関わっていきたいです。

沖縄県・こども園調理士より



こども園で調理をしています。保育士から食べない子について、残食等の相談を受けるのですが、私の考え方を伝えて良いのか?当たっているのか?どう返答して良いのか?で悩んでいた時に、「食べない子が変わる魔法の言葉」を読みました。それから山口先生をキーワードに検索してこの講座を受講しました。

 

職場で食べない子に対しての声掛けで聞くのが、◎頑張れ〜◎一口食べてみて◎すごい!!食べれたんだね〜じゃあと一口食べてみてよう◎お友達みてごらん、好き嫌い言わないで残さず食べてえらいよね〜。等、担任の先生方も少しでも食べて欲しい、時間内に終わらせたいとの思いから、過度の声掛けをしているように思っていました。

 

今回の講座を受講して子供を追い込んでプレッシャーを与えているのは周りの大人で、食べれない環境を作ってしまっているんだと思いました。先生方も悩んでいて解決策が見当たらず、最近度々相談を受けることがあります。まずは安心してリラックスできる環境造りをすることが一番。あえて声かけせずに見守る事も大事。食べるって楽しいんだ、給食時間が待ち遠しいと思ってもらえたら最高ですね。これからも色々学び伝えていけたらと思います。

静岡県・保育教諭&保護者より



勤務するこども園での給食の対応に疑問を感じていました。
例えば、なかなか食べ終えない子に対していつまで座らせている事や、苦手な食べ物も残さず食べさせようとする指導。(先生によって対応はバラバラ)

 

私自身は苦手な食べ物は無理に食べなくてもいいと言う考えを持っていますが、給食指導に対する正しい知識を身につけたいと思い受講しました。

 

当園は偏食のある子に対しての指導が、正しい知識を持った上でできていない事を痛感しました。

 

私自身、「食べられない物があって当たり前」「無理に食べさせなくたっていいと思うよ」と一部の先生には話しはしても、もっと掘り下げた具体的な内容の話しは出来ずにいました。

 

特に、食べられない物がある子に対して、何故食べられないのか?(精神的な理由、機能的な理由、感覚的な理由)を考えて、対応していく事がとても大事だと思いました。

「必ず食べさせなきゃいけない」「今、食べられなければ一生食べられなくなる」「残すのはわがまま」と言う考えの職員もいます。

 

食べられない理由を理解し、今すぐ食べられなくてもいいんだと言うこと、また、どうしたら食べられるようになるか?の工夫を職員や保護者と話し合いながら進めていく事も大切だと思いました。

 

今回学んだ事を、勤務するこども園の先生方にも何らかの形で伝え、全職員が共通理解の元、給食指導を行う事が出来たらいいなと思っています。苦手な物が食べられなくて苦しんでいる子を見たくないです。どの子にとっても、給食は楽しい時間となるよう、微力ながら頑張って行きたいと思いました。

余談ですが、勤務するこども園の給食指導に悩み受講したのですが、我が子の偏食に対してもとても参考になりました。

 

感覚過敏による偏食である事はわかっていて、だからと言って積極的な対応はしていませんでした。(揚げ物系は好きなの揚げ物で食べられる食材を増やした程度)小学生になり食べられる物も増えてきて、今ははさほど心配していませんでしたが、「好きなおかずの量を減らす」等、とても参考になり、まだまだ出来ることが沢山ありました。

今後もさらに学んで行きたいと思っています。
ありがとうございました。

広島県・管理栄養士より


NHKテレビ、中国新聞、ラインなどで拝見し、食べることへのこれまでになかった視点でその解決方法を学べると思いました。藤井葉子先生の御推薦で即決定いたしました。
 
食の困りごとに対してアセスメントの視点が明確になったことで支援方法の方向性や糸口がつかめることで、私自身安心材料でもなります。他職種の方々にも具体的に相談できます。また、食べることに対してあせっていた自分を振り返っています。栄養士に対して他から求められるまま、提供する食事、栄養素、食べ方にばかり重点をおいた支援をしておりました。
 
口腔機能については15年前くらいから少しづつですが取り入れていましたが、まだまだです。保護者や先生方に理解が広がることもとてもたいせつだと感じています。
 
感覚的問題、精神的な問題に対しては先生方などにたよりっぱなしなので、理解を深めなければと思います。栄養士は対象者に寄り添う機会をふやすことがたいせつです。先生方に様子をお尋ねしたことを解決の方向性のポイントになるよう聞き取ってまいります。高齢者にも通じる点があると思います。
 

徳島県・私立子ども園の管理栄養士兼調理より


私立の子ども園で管理栄養士兼調理をしています。
 
5才児と毎日ランチルームで給食を食べていますが、その中の給食を食べない子への対応(声かけ)に悩んでいました。無理強いするのも嫌だし、かと言って優しい言葉をかけると子どもは調子に乗って食べないし、どうしたら良いのか。また、私は管理栄養士・調理という立場で保育士の先生方との考え方の違いと温度差。また、保育士の先生間でも考え方の違い。園の『お残し禁止』という方針。私の中の(先生に納得してもらう)知識の無さ。(栄養の知識はあっても、子どもたちに食べてもらえる声かけの知識は無い。)そんな中で、1人の先生に言われた『給食ハラスメント』という言葉。
 
どうしたら良い⁇と頭がグチャグチャになりながら、いろんなサイトを見たり検索した中で行き着いた『食べコミュ』そこで、いろんな(今までとは全く違う)勉強をして、育児支援のお母さん方や保育士の先生方にもやっとお話しができるようになりました。今は少しずつですが、私の思うようなことが出来ていっています。
 
今回は、その知識をもっと深掘りして、より実践していけるものにしたい。もっと自分のものにしたい。保護者の方・育児支援のお母さん方に、専門的な言葉では無く、生きた言葉・すぐに実践できる方法を分かりやすく伝えたい。寄り添いたい。その為には自分がもっと勉強をしないと、お母さん方の背中をポンと押すことができないと思い受講を決めました。
 
《学んだこと》
☆『食べない子』ではなく『食べられない子』という考え方。つい、食べない子と考えてワガママと捉えてしまうが、そうではない。色んな理由があって『食べられない』んだ。先ず、自分の中のその考え方を変えていかないと何の支援も始まらない。(*精神的な問題*機能的な問題*感覚的な問題)
 
☆アセスメントの重要性情報収集も無しに、ただ食べないという状況だけ見ても支援はできない。でも、情報を集めるだけではなく、評価することで、支援策が検討できる。(今までを振り返るとアセスメントができていなかったと反省)
 
☆食事摂取基準の考え方私は、管理栄養士という立場で、献立を立てる際の数字しか見てこなかった(意味を考えてなかった)と気づいた(一人一人の様子を見る)
 
☆『食べることが楽しい』になっている⁇楽しいという感情から、人は能動的(自発的)に行動し、その結果として、物事が広がっていく。私も先生方も、子どもたちに『食べることが楽しい』と思ってもらえるように活動している(共通認識)
 
☆食欲の優先順→意外だった。でも確かに、例えば食べたらお腹が痛くなるという状態の時は食欲がわきません。
 
☆周りの大人の感情(楽しい・怒り・不安)は、子どもにダイレクトに影響する→周りの大人も楽しく、リラックスすると子どももゆったりとした状態でいられる。
 
☆迷った時の合言葉『どうすればこの子にとって安心か』人によって対応を変える必要がある(その子に合った対応・支援)
 
☆『食べない選択ができるようになることも大切な1つの力である』という認識→何でも食べれる子が良い、えらいと考えていたことに気づいた。今まで、子どもたちに『○○食べれたん、えらいなあ。』とか、『いっぱい食べたん、凄いなあ。』と声かけをしていたことを反省。これからの声かけの仕方を変えていく。
 
☆機能的な問題→離乳食も作っているので、先生方と対象児がキチンと食べれているかを確認しながらやっていく。月齢だけで判断せずに、その子の食べている状態を見ながら離乳食を進めていく。(再確認する)
 
☆感覚的な問題→集団給食なので、その子に応じた『好きな感覚から広げる』というのはできないので、無理強いせずにスモールステップで見守っていく。ただ、そのことを知っているのと知らないのでは、支援にも大きな差がつくと思うので、共通認識として先生方にも知ってもらう。
 
☆食べない→食べられるの5つのステップ私の行っている食育は、子どもたちに興味を持ってもらうことを第一に考えてやっています。それで、実際に興味を持って『これ苦手やけど、ちょっと食べてみる』と食べてくれる子も多くいます。興味を持ってもらうということに、栽培も役だっています。また、今日の給食に何が入っているかを子どもと一緒に確認しています。騙して食べさせるということはしていません。
 
《これからの課題》
1.私はアセスメントができていなかったので、先ずはアセスメントをしっかり行い、支援策を色んな方向から考えていく。振り返ってみると、私は行き当たりばったりのその場その場の対応しかできていなかったと反省です。7の演習のように、ひとつひとつ色んなことを想定して筋道・順序立てて支援策を考えて行こうと思います。
 
2.先生方に共通認識として知ってもらい、子どものより良い食生活の為に協力してもらえるように働きかけていく。考え方や意見は違うかもしれませんが、子どものより良い生活を願うのは、私たち調理チームも保育チームも同じなので、向いている方向が同じなので分かってもらえると信じて、働きかけていきます。(自園が終わったら姉妹園にも、この活動を広げていきたいです)
 
3.保護者さんからの相談を受けたい。今まで、保護者さんからは保育士の先生を通じての話だったので、これからは直接、保護者さんからの相談にのりたいです。
私自身、息子が食べない子だったので自分と子どもを責めていた経験があるので、『お母さんのせいではないよ。』と、お母さんの気持ちが楽になるようなお話しがしたいです。
 
『大人も子どももリラックス。食事は楽しい雰囲気で。お母さん、無理をしないで。楽をしても良いんだよ。他の子と比べないで。食べないことは、悪いことではない。食べなくても良いじゃない(食の多様性)』
 
頑張ります。ありがとうございました。
 

静岡県・栄養教諭より


大学卒業後、学校給食に関わるようになり6年目です。給食指導で給食を食べない子にどのように対応してよいのか悩むことが多くあります。学校内の給食指導の雰囲気では「頑張って食べよう、と声掛けする」や「成長すれば食べるようになるから、何もしない(最初に配膳しないようにする)」といった場面が多く、これでいいのかなと感じていました。栄養教諭として自信をもって給食指導に関われるようになりたくて受講しました。
 
事例が多く大変参考になりました。山口さんの言葉で一番衝撃だったのは、「食べない選択は悪いことではない。なんでも食べられるのはすごいけど偉いことですか?」です。自分の今までの認識では、「なんでも食べられることが目指したい姿(ほめる対象)だけど、感覚過敏などでそれが難しい子もいる。そういう子がいるかもしれないから無理に食べさせないようにした方がよい」くらいでした。
 
給食時間に教室を訪問すると、なんでも食べられる子が、「先生、給食全部たべたよー!」と声をかけてくることも多くあります。そんな時「すごい!」とみんなの前でほめていたし(今思えば過剰だったかもしれません )、食べられない子に対して「一口だけでも頑張ろう!」と声かけしていたこともあります。講座に参加して、そういう方向の言葉かけではなく、食材に興味を持てるように実物を持っていたり、食べ物クイズをしたりして楽しい雰囲気を作っていきたいと思いました。
 
充実の講義を受けて、わかった気になっているので、ここで終わらせず現場で実践して生かしていきたいです。
ありがとうございました。

神奈川県・会社員より


自身が会食恐怖症と嘔吐恐怖症で、子どもの頃に給食の強要をされて発症したので、現状の食育や課題点に興味があったため受講しました。
 
自分が会食恐怖症になったきっかけを詳しく知ることができた。自分は食育する立場にはないが、今後子どもができた際には非常に役立つと思った。また、自分自身にも食を強要しており、食を苦痛に感じることが多かったので、気を付けようと思った。

兵庫県・看護師&カウンセラーより


食育の学びを再確認するためと、もっと深く学びたいと思ったから。食べられない子のお母さんからの相談に対して役立てたいと思い受講。
 
我が子の給食嫌いで悩んだ経験があるので、お母さんたちの悩みが他人事ではありません。周りに悩んでいることを言えなかった孤独感は今でもはっきりと覚えています。
 
もちろん今後のカウンセラー活動にも役立てたいのですが、偏食がある娘に対しても焦らずスモールステップで対応していきたいなと考えています。

千葉県・保護者より


現在、幼稚園年長の息子が匂いと味覚がとても敏感なため、極度の偏食です。離乳食から現在まで、食べられるものはかなり限定されています。(ご飯はお米の銘柄指定で塩むすびにしなければ食べられない。おかず、野菜などは食べない。フライドポテトのみ。お菓子も限定。飲み物もルイボスティーとリンゴジュースなど極端です。手づかみからスプーンや箸を使うことも拒み、食事介助をしている状態です。)今のところ成長に影響か出ているわけではないのですが、来年の就学にあたり、私自身、あらためて、息子の食べることについて向き合いたいと思い受講しました。
 
単に好き嫌いではなく、食べられないと言う発想はあり、食に興味をもってもらおうと、一緒に料理をしたり、野菜を作ったりなどなどもしてきましたが食べられた時に誉めたり、頑張ってと励ましたりとかなりプレッシャーを与えていたのではないかと思います。もともとの感覚過敏と食事の際のプレッシャーや叱咤激励でおそらく食べると言うことは息子にとって苦痛だったのかもしれないと反省しています。
 
匂いに敏感でえづいてしまうため、食べ物によっては一緒に食事が出来ないこともあります。いろいろしても食べられないので半ば諦めていたこともあるのですがまずは食事が楽しくできること。食に対する不安を取り除いてあげること。好きな感覚のものから広げていくこと。おそらく、かなりの時間がかかるとは思いますが取り組めることをやってみようと思いました。
 
今回、学んだこと以外にも、箸やスプーンを使い自分で食べるということもできるようになってほしいのですがおそらく食に関しては興味が出てくれば改善できるのではないかとも思います。まずは再度、息子の食べられるもの、食べられないもの、そしてその理由を見直し、整えられる環境は整えていこうと考えています。一つづつ不安を取り除き「大きくなったら食べてみたい」と言う息子の言葉を信じて一緒に食べる楽しみを探してみようと思います。

東京都・保育園栄養士より


保育園で、食べることが後ろ向きな子でも、食事の時間が重荷にならず、楽しい時間になるようにしていきたいので受講しました。そんな子の気持ちに寄り添うヒントが欲しくて受講しました。
 
こちらの講習をうけて、なるほどー!と思う事がたくさんあり、早くこんな対応してみたいなーとワクワクしています。うちの子は、卵焼きは好きなのですが、目玉焼きをいつも嫌がります。この前も、いらないと言うので、何がやなの〜?と聞いてみると、食べると気持ち悪くなる。。と。そうだったんだー!と、思いました。前に山口さんが、食べるものを自分で選べる力も必要と言っていたのが頭をよぎり、なんでも少しでも一口でも食べようというのが、素敵なことではないんだなーと、思い返していました。自分を知る事って、とても大事ですね。
 
私は、保育園の栄養士をしています。食べられない子の顔つきをみると、ほんとに苦しそうで、1日3回ある食事、嫌でもきてしまう3回の食事の時間、食べなくても心地いい時間になってくれるように、微力ながら寄り添えたらとおもっています。全ての子が、食事の時間がリラックスタイムになれるように山口先生の発信はみんなで、コツコツと浸透させて行けるように私も働きかけていきたいです。

栃木県・保護者より


小学4年の娘が、2年前外食時に嘔吐したことがきっかけで、会食不安症を発症しました。給食は今までに二度、数ヶ月間食べられなくなりましたが、現在は早退や別室対応することもなくなりました。とはいえ、不安はよく口にしますし、外食や家族以外の人との食事は不安が強く難しいです。山口さんの書籍やおうと克服ラボのメール配信の講義を受講しましたが、今回子供向けのプログラムということで、より娘の症状に沿った対応をまなぶことができるように思い、受講をしました。
 
娘は外食時に嘔吐したことがきっかけで会食不安となった=「精神的な問題」に起因しており、その対処方法(支援方法)を知りたいと講義を受講していましたが、そのうち、娘が元々食が細く、食に対する興味も薄かった(そのように見えた)ことを思い出しました。以前から、食事のたびに、少し食べては「ちょっと休憩」と食卓を離れたり、工夫しても全くおかずに手を付けないことが多く、そのたびにイライラして小言を言っていました。
 
夫も同様で「これしか食べていない。作った人への感謝が足りない。」という言い方をすることが多くありました。また、友達親子と食事に行くと、好き嫌いなくマナー良く食事をしている友達と比べて、きちんとしないとといったことを繰り返していました。決して楽しい食卓ではなく、むしろつまらない、嫌な時間を私たちの態度が作り出していたことに、今更ながら気づき、反省しました。
 
娘は会食不安となる前から、山口さんのように食が苦痛だったのかもしれません。今後は、人と比べず、その子の適量があることを踏まえ、料理の形状に工夫したり、声がけにも注意をして、楽しい食卓を囲めるよう、夫にも理解してもらいながら、進めて行きたいと思います。
 
また、会食不安についても、これまでどおり、「気持ちを認めて受け入れ、愛する」ということを続けていきます。
 
先日、ある記事で「子供に対する心配をする時間があったら、自分が好きなことをやる時間に変える」という言葉を読みましたが、山口さんの講義を聞きながら、これを思い出しました。娘が不安を口にするたびに、内心心配で気持ちが沈んで、あれこれ検索したり、本を読んだりを繰り返していましたが、その時間があったら、明るく笑顔で話を聞けるように、気持ちの上がることをしようと思います。(心配性なのでこれがまた難しいのですが、がんばってみます!)
 
これから何度も講義を聴き、さらに理解を深めたいと思います。また、毎回のメール配信も勉強になります。山口さんが活動されている食に対する理解が、さらに拡がりますように。ありがとうございました。

広島県・保育園管理栄養士より


保育園の園開放で未就園児の保護者より偏食やほかの子に比べて食べないなど、食べられない子の相談が増えているので、講座で支援の方法を学びたいと思い参加しました。
 
未就園児の保護者には、食べない不安が多くあり、『一口でも食べさせたい』『苦手なものを食べさせたい』『野菜はそのままの形で』『お友だちは食べるのにうちの子は食べない』など子どもに食べさせることが大事なことだと思われ、楽しく食べることは二の次になっている場合があります。食欲の優先順位の前に痛みや苦痛の回避があると知り、子どもが安心して食べられる環境(空腹とリラックス)が大切だと学び、未就園児の保護者にも『まずは保護者が楽しんで食べる食卓作り』の大切さを伝えていこうと思います。
 
演習でとりあげた項目は保育園の現場でもよく似た事例があるので、『苦痛の回避』『周りの大人やお友だちと楽しく食べる大切さ』に留意していこうと思います。また、いただきますをした後に『頑張って食べよう』『あと一口食べたらデザート(と言いつつ何口か食べさせる)』はよく保育士さんが言っていたので、『ご飯って頑張って食べるものなのか?』と疑問に思っていました。
 
この講座で学んだことを踏まえて職員と話ながら子どもが楽しく食べられる環境を作っていきたいと思います。

大阪府・食育アドバイザーより


【受講目的】
●今まで書籍や講座を受けながらも、きちんと落とし込めていなかった
●仕事でお母さんとお話している中で、もっとサポートできたかもと悔しい思いをすることがあるから
●自分が苦手な好きな時間に受けれる配信型講座で、どこまで自分が出来るか試したかった(自分の本気度を知りたかった)
 
【学んだこと】
●対応の流れがわかった
●感覚的な問題をもっている方への対応を知れた
 
【活かしたいこと】
校長先生、教頭先生とお話する機会をいただき学校側にきゅうけんの資料は渡せたので、PTAの方と接点をもち食で悩んでいる保護者の方のサポートができたらと思います。
 
仕事では腸活とミックスさせて長期サポートのワークショップを開催できたらと思いました。…がまずは障害がある子を持つ友達に会って伝えたいと思います。
 
まだまだ落とし込めてないところがありますが基礎を知ることで頭が整理されスッキリしました。あとは相手を知ることを大切にしながら動くことで経験をつんで、自分の言葉で伝えられるようになることを目標にがんばります。

岡山県・保健師より


現在小6の長女が、小3の時から教室で給食が食べれなくなり、家でも食べれない時があったので、その対応方法を知りたいと思い受講しました。小1の次男も偏食があり、長女とは違っており、実際の支援について講座で学びたいです。また、仕事柄、乳幼児の保護者の方と話す機会があり、同じように食に悩んでいる方に対して、根拠のあるアドバイスができたらと思い受講しました。栄養士さんの画一的なアドバイスで、さらに悩みとストレスを感じている方もいるため、違った視点からの助言ができたらと思っています。
 
山口先生に出会うまでは、口に入れる、食べることが目標と思っていたため、うまくいかないことが多かったのだと感じました。まずは興味を持ってもらえること、五感で感じてもらうこと、支援する側が楽しそうに食事をすることが大切だと学びました。
 
食べられることを覚えてもらうために、予告したり、見せたりすることに驚きましたが、「自分が食べられている」実感が得られると自信につながるのだと思いました。アセスメントをしっかりして、食べられない原因がどこにあるのかを丁寧に探してみると、その人に合った支援が見つかることを演習で学びました。
 
一度で終わり、ではなく、その時の状況に合わせて試行錯誤しながら食べることが楽しい!と思える支援ができたらと思いました。目からウロコの発見もたくさんあり、学びも深まりました。ありがとうございました。

岐阜県・保護者より


小学5年生の息子がいます。小さいころから小食で給食は苦手でした。今までは担任の先生と相談しながら量を減らすなどして食べていましたが、この春から完全に給食拒否になりました。息子とどう関わったらよいか、どう声掛けをしていけばいいか、周の人や先生たちにどう説明をすればいいか、どのように協力をお願いすればいいか…そんなときに山口先生のサイトにたどり着き、そして今回の講座に巡り合うことができました。
 
まず講座を受講して一番初めに私の心に入ってきた言葉は「食べない子は、食べないのではなく食べれない」ということです。
特にうちの息子は体が小さく、小学5年生の現在で身長127センチ、体重28キロと成長曲線から常に-2SD外れており、低身長症で定期的に病院受診もしています。検査しても異常値は何も見つからず、経過観察のみで治療は何もしていません。「小さいんだからもっと食べなきゃ!」と何度となく息子に声をかけてきました。食事中にもそういう声掛けを何度もしてしまいました。
 
「食べないから小さいんじゃない、小さいから食べれないんだ」という山口先生のお言葉は、今回の講座の中で最も私の心に響きました。息子のこころにどれだけの傷を作ってしまったのだろうと後悔の念でいっぱいです。
 
今現在、家でのご飯や外食などには拒否はでていません。給食にのみ拒否感が強いです。給食が食べれないと息子から泣いて訴えがあったとき、担任の先生と相談して対応を考えました。給食は当面食べずに、弁当を持参すること。友達の前で食べるのは辛いとの訴えもあったので、別室で食べること。(職員が数名付き添って一緒に食べてくれ、1人になることはありませんでした)学園側は親に寄り添いしっかり話を聞いてくれ、全職員で情報を共有し、対応していただけました。これは本当にありがたいことでした。
 
お陰様で、1学期の終わりには、給食の一部を食べることができるようになりました。担任の先生と本人との面談では、給食当番は続けたいとのことだったので、当番のときは、クラスのみんなの配膳をしていたようです。その後自分の弁当を持って別室に行き、食べていたようなのですが、ある日校長先生とお話ししたときに「僕最近息子さんと一緒にお昼ご飯食べてるんですが、食べても食べなくてもいいので、いつでも食べれるように息子さんの給食をお弁当の隣に置いておいてもいいですか?」と言われ、本人に確認したところいいとのこでしたので、毎日息子の給食も配膳してもらうようにしました。
 
すると、弁当を食べたあとに、食べれそうなものだけ食べるようになり、日によっては全て食べれることもあるようです。
 
今回の講座で、成長には波があるということも勉強できました。今給食が少しづつ食べれるようになってきたからとて、このままうまくいかないことも多々出てくることと思います。家の食事でも息子から「今いらない…」と訴えがあることがあります。
 
今までの私なら「食べなダメやって!なんで食べれんのよ!すこしでも食べなさい!」と言っていました。しかし、山口先生のサイトや講座を拝見してからは「そうなんやー。じゃあ食べたくなったら食べなよ!」と言うようになりました。
 
うちは5人兄弟の7人家族です。息子は三男なのですが、他の家族でご飯を食べ始めると、今いらないと言っていたはずの息子が食卓に来て食べ始めるのです。そしてまあまあな量を食べたりします。
 
さっきまで「いらない」「食べれない」と言っていたはずなのに、そして今までなら「食べなさい!」と言われて嫌々食べてたかもしれません。声のかけ方ひとつでこんなにも違ってくるものなのだと実感しました。
 
途中で「もういらない」と言った時も、前までは「つがれたものは全部食べなさい!」「あとちょっとじゃん!それくらい食べちゃって」と言ってしまっていました。山口先生の掲げる「やったらダメなこと」を網羅する感じですべてやっていました(笑)
 
今は朝お弁当を息子に渡すとき必ず「食べれなかったら残していいからね」と声をかけて渡しています。家での食事中も「もういらない」と言ったら「じゃあ片付けなよ~」と声をかけています。今までの息子との関りを後悔しても、時間は取り戻せないので、これからもう一度、息子との食の信頼関係を築きなおせるように、意識して関わっていこうと思います。
 
息子のために講座を受講しましたが、現在2歳の娘のためにも生かせる食の関わり方もたくさん学ぶことができました。どうせ食べないからと娘のお皿にだけ盛らないこともよくありましたが、最近は毎日食卓にでていたキュウリを食べれるようになりました。食べれないからと吐き出すことを叱ってしまっていましたが、今は吐き出すお皿を用意しておいて「いやならここに出していいよ~」と声掛けすると、いろんな食材にチャレンジすることも増えてきました。最初は口に入れては吐き出していたレバーも、時間が経つごとに少しづつ飲み込むようになり、最後には「おいしいね~」と食べれるようになった時には本当に嬉しかったです。
 
子供も少しずつ成長してくれています。親である私も今後も勉強して知識を増やし、そしてどんどん実行していこうと思います。子供たちが通う保育園や学園にも積極的に給食について意見を述べて、先生たちとよりよい給食環境を作っていこうと思います。ありがとうございました。

静岡県・保育事務より


保育所の子どもたちの食事、食育について補助できることがあればと思い受講しました。
 
講義の中で特に、事例から解決策を見つけることに興味を持ちました。こどもたちや保護者の声から問題点を整理し、それに対して解決策を当てはめていくという流れを講義中にも体験でき、大変わかりやすかったです。
 
職場では、子どもに寄り添った支援を食育にかかわらず実践しているところではありますが、食事の時間になると、時間の制限や、就学に向けてのマナー等への焦り、食べこぼしやおしゃべりなどで食が進まない子にストレスが溜まってしまい、職員の心に余裕がなく感じます。
 
周りの大人が楽しく支援できているかという点において、職員の意識も柔らかくほぐせるようなヒントを得て、園全体の食育を推進したいと考えました。
 
食べることができないのには理由があり、一口食べれたからもう一回口に入れることにつての危険性やその時のこどもの気持ち等、3つの「ま」、大人と子どもの感覚の違いなど、先生方にも知ってもらえるようにするコツなども多くのヒントを得ることができました。
 
私自身は保育士としては働くことができませんが、リラックスして食事がとることができる環境づくりや、補助要員として食育にかかわり、楽しく安心して食事ができる場を作っていけるようにしたいと強く思いました。食の進まない子同様先生たちにも不安があるのかもしれないと考え、どちらの不安も解決できる手段を学ぶことができたので、今後実践していきたいと思います。
 
講義の中に食べてもほめるな!と過剰に反応する必要がないということに対して、私自身がそのようなほめ方をしていたのでそれをするとどうなるかを聞きハッとさせられました。成長をちゃんと見てるよというような安心を与えることのできる接し方を実践したり、子の様子をよく観察して食べらると覚えたかどうかを根気よく実践ていきたいと思います。

千葉県・保育園栄養士より


<受講目的>
・保育園で偏食の園児が多く、対応策を学ぶため
・先生方に給食指導の視野を広げてもらうきっかけ作りをしたいため
・自身の給食への考えの視野を広げるため
 
保育園で栄養士をしています。私の園では偏食の園児(自閉症の子、要支援児の子、家庭での食経験が少ない子)が各クラス数名います。給食巡回の時、先生方(私を含めた)は従来の「完食させようと口に運ばせる」「一口食べたらフルーツ(デザート)をあげる」声かけは「体にいいから食べよう」などでした。
 
時代(親が共働き)や土地柄(都会・園庭がない園)もあり、子ども達の食経験がなかなか積めない状況を少しでも変えたく、受講しました。実際、私は田舎で育ったので、畑の新鮮な野菜を食べて、好き嫌いもさほどなく育ちました。なぜこんなにご飯を食べない子が多いのが最初は謎でした。
 
受講していま行動に起こしていることは
・給食の時間を楽しいものにする
 (食材の紹介をしたり、料理の小話をする)
・偏食の園児の家での様子を連絡帳などで確認し、特徴を把握
・給食の見た目を少しでもカラフルにする
 (いつも食べられないものを食べられたよ!と言ってくれる子には○○食べられたんだね!と認識させる)
・「感情」に訴えかける
(給食をどうやって誰が作ったのか伝えるなどを話す、SDGsにからめてもったいないばあさんなど絵本から「食」の大切さを興味づけさせる)
です。
 
園では、保育の中で絵本と繋げる取り組みもしているので、給食関連も食に関する絵本を給食前に読み、興味づけをしています。
 
今後の課題としては先生方への給食指導のアドバイスや家庭でも食を大切にしてもらうために保護者への働きかけを学んでいきたいと思っています。
 
山口先生の脳の仕組みから、人間の本能など掘りに掘り下げた、食べることへの働きかけ方が読んでいてとても納得できます。自分の固まった頭がほぐれていく感じです。先入観や今までの知識が時代にそぐわなくなってきていると思っていたところで新しい考え方を学べています。ありがとうございます。

茨城県・特別支援学校教諭より


自閉症スペクトラム児の偏食指導に役立てるために受講しました。
 
今春から担任したクラスで、給食でごはん、パン、麺しか食べない子に出会いました。偏食指導をどう進めるべきかと悩み、ネットで情報を探しました。藁をもすがる思いで山口先生のご著書を読み、指針として掲げ、保護者にも給食指導の方針を伝えて、小さなステップから取り組むことにしました。
 
食べずにただ給食の時間をやり過ごす彼女に対して、完食しなくていいこと、美味しく楽しく食べる時間にしたいことを、出会ったばかりの私に警戒しないで安心して欲しい一心で繰り返し話しました。…緘黙症状も見られる子なので、ほぼ一方的にイラストを見せながらの、一対一のおしゃべりタイムになりました。野菜の名前を一つずつ覚えて親しみを感じて欲しいとの思いから、「このおかずはきゅうり、キャベツ、アスパラが入ってるね」と話したり、手のひらに枝豆を乗せてもらったり、固さを感じるためにフォークや指でつついてもらったり、匂いをかいでもらったり、最後はどんな気持ち?と「O.K」「NO!」「わからない」のイラストを指差して感想を聞きとって、「そうか、そうだったのね〜」とただ受け止めるだけの会話をしたり。
 
楽しい時間になるようにしつこくないレベルで、を心がけながら、口腔感覚過敏がある可能性を念頭に置きながら、あらゆる働きかけをしてみました。ある日、揚げしゅうまいのカリカリの皮をむいて、唇に触れさせたところ、うっすらと口を開けて、パクリ!食べられる、嫌いじゃない、おいしい!と彼女なりの気付きがあったようで、次々とむいてパクリ!その日はその何枚かの皮のかけらしか食べませんでしたが、私は大きな一歩を心から喜んで、「ありがとう、ありがとう!」となぜか感謝を伝えていました。
 
今では、毎日リラックスした表情で、自分から匂いを確かめて一口食べたり、今日はここまで、と自分で決めて終わりにしたり、給食を自分なりに楽しい時間として過ごせている姿を私はニコニコ眺めています。時には完食するおかずもあり、空になったお皿を見せてくれるのです。緘黙症状も和らぎ、クラスの中では友達とワイワイキャーキャーはしゃいで遊んだり、日直の日の朝の会を張り切って進行したりするようになりました。プレッシャーをかけない、楽しくスモールステップで、リラックスプラス空腹…いただいた数々の指針を大切に、これからも一人ひとりのハードルにゆっくりじっくり一緒に向き合って行きたいと思います。

兵庫県・保護者より


1歳7ヶ月の息子の食事に活かしたいと、先生の魔法の言葉の本をきっかけに、本講座を知りました。もちろん全ては息子の食事のために学ぶためなのですが、食べない子をもつ親御さんの気持ちを軽くできるような声かけを、いつか私もできたらなと思います。本当につらくて苦しいですから…
 
離乳食期から「食への興味のなさ」と、「口に入る物への警戒心の強さ」にずっと悩み、誰に相談しても「いつか食べるよ」と言われ、いつかっていつなの?今辛いんだけどな…と、本当に途方にくれていました。
 
1歳になりたての頃は、完食にこだわってしまい、あまりにも食べない時は感情に任せて怒鳴ってしまったり、私自身、食事の時間が苦痛だったため顔もこわばっていたと思います。大きな声で息子もビクっとしており、悪循環でした。
 
果物が好きなため、ご飯を食べたらデザートという感じにしていて、当時は食べずにイライラしたら絶対に果物はあげないと、頑なにそれが正しいと思っていました。
先生の配信で、いつもデザートが食べられないのは自分が悪いからだと思ってしまうという言葉がとても胸に沁み涙が出てしまいました。
 
たくさんの種類のご飯が食べられなくても、「果物が食べたい」というその気持ちと、好きなものを食べる喜び、嬉しさを奪っていたのかと思い、とても反省しました。
それからは、果物を一緒に楽しく食べて、果物のおかげでフォークが使えるようになりました。
 
いまだに、大きなおにぎりにかぶりついて食べる、バナナそのままをかじり取って食べる、ということをしないのです。小さなひと口サイズのおにぎりにしても、ちまちまと一粒ずつ米をちぎって口に運んだりしつつ、時々丸ごと食べたりしています。バナナも、大きめひと口サイズに手でちぎって口に入れると食べます。昔から激しく泣くと嗚咽で吐くことがあるのですが、気管が少し弱めで誤嚥しやすいのかもしれません。
 
果物も、キウイ、いちご、オレンジ、バナナ、桃は好きですが、定番のりんごは苦手なようです。繊維の多い、咀嚼をたくさんしないと飲み込みにくいものは苦手なのかもしれません。今の時期、ハイチェアに座ってもすぐに抱っこ!となったり、飽きてご飯をわざと下に落としたりしてご飯に集中できないため、ピクニックスタイルで自由に食べてもらったりしています。しつけ上良くないのかもしれませんが、ひと口でも多く食べてもらえるための苦肉の策でございます。
 
「食べられると覚えたかどうか」と、「少し食べたからと言って翌日も出さない」というところを勘違いしてしまっていて、今日少し食べてくれたこのおかずが、まぁまぁ食べられたということを忘れないうちに、次の日も出しておこう、昨日食べたやつだと思って食べてくれるだろう。とやっていました!調理方法が違っても、同じ「じゃがいも」だから、食べられるかも!という、「覚えたかどうか」だったのですね…反省です。
 
脈絡のない文章になりましたが、とにかく食べなくてもイライラしないこと、ご飯の時にニコニコするように心がけていると、ニコニコし返してくれるようになり、食卓に笑顔が増えました。
 
これからも活動応援させてください!本当に出会えて良かったなと思います。ありがとうございます★

茨城県・保育園の管理栄養士より


小食、偏食の幼児がおり、その対応に自信をもって方向性を示せていない、今まで完全に「お残し禁止」の園を昨年ようやく「残しOK」かつ子どもに食べる量を決めてもらうセミバイキング形式に変更しました。「無理やり食べさせないで」「残すことも自分のことを知り、自分で決める大切なこととポジティブにとらえて」とお願いし続けてきましたが、最近食べられない子をそのままにしてしまっているように感じていました。「一口食べてみて」という前に何か出来ることがあるのではないか?そう思い受講しました。
 
本当に濃密な講習をありがとうございました。漠然とした問題意識が、支援の流れや問題を3つに分けて教えていただくことで、「あの子はここに難しさを持っていたのではないか?」と解決へのイメージが少し見えました。まずは同じ目線で問題を保育士と共有できるように今回教えていただいた内容でアセスメントシートのような物を作り、アセスメントするところから始めてみたいと思いました。また、残食から多くの事を読み取れると分かったので、食べ終わりの時間も見て回れるようにしたいです。
 
講習中に何度か出てきた「大人がまず楽しむこと」「楽しくリラックスでき、居たいと思う食卓であること」にハッとしました。うちの園の場合は特に、今まで完食させることに躍起になっていたので給食の時間に先生に対して委縮している子どもが見られるように思います。給食をリラックスして楽しく食べてもらうことが大前提だと思うので、まずは先生が楽しく食べることから始めてもらうようお願いしていきたいと思います。そして保育士さんの、食べられること=偉いことの意識を少しずつ変えていければと思いました。
 
この他にも「食べられないことは「わがまま」や「甘え」ではなく理由があり、支援策もあるという目線に立つことが大切であること」「食べても褒めすぎないこと」「吐き出して大丈夫な環境にすること」「好きなものから広げていくこと」など本当に多くの事を知ることができました。漠然とした問題意識だったものが、今回の講習を通してそれぞれの子どもの問題が少し明確になり、どうすればいいのかの道標が見えたような気がします。
 
早速ですが、口腔機能の発達を大切に進めていくことが将来の機能的な問題の防止になると思い、それぞれの時期の目指す口腔機能の情報を保育士と共有し、来年度の保護者へ配布する離乳食ブックの内容の見直しを始めています。子どもたちが食べることを好きになってくれるように、少しずつやれるところから取り入れていきたいと思います。そして、今回の講習を何度も見て学びを深めていきたいと思います。

千葉県・保育園勤務看護師より


小学生の息子が離乳食期から偏食が強く、対応に苦労してきました。色々な講座や本で勉強して、「食卓は楽しく」「楽しいコミュニケーション」を心がけて、小学校の先生方のご協力もありかなり改善してきています。今までの対応は、いいかな~と言うもの自分で行ってきたのものだったので、今回食を職にしている方にも有効な講座ということで、根拠のある食支援を学びたいと思い受講を決断しました。現在保育園勤務をしており、看護師職なので、色々な場面で行動のゆっくりな子の補助をすることが多いです。昼食をなかなか食べ終わらない子をどう導いたらいいのかを知りたかったのも受講目的です。
 
偏食にも原因は様々で、アセスメントや実際の支援の方法が整理されていてとても分かりやすかったです。演習で実際にアセスメントを活用できました!息子を想像して、アセスメント~実際の関わり方までそういうことか!と根拠がしっかりしていて腑に落ちました。偏食専門の講座や本はあまりないので、とても役立ちました。
 
一方仕事の保育園では担任の保育士が、食べ終わらない子に「ここまでは食べて~!」と子どもに言っている場面が多く、食べない選択を受け入れてもいいのではと思ってしまうこともあり、また偏食の息子を持つ親としても子どもの気持ちも分かる気がして心苦しい場面があります。担任は一人で複数の子どもを見ないといけないので、食べ終わった子からトイレ・歯磨き・お昼寝~と導かなくてはならず、食べ終わらない子はどうしても残されてしまいますし、担任も一人の子にじっくり向き合う時間もないのが現状です。私たちフリーのスタッフが各クラスを回って行って、食事の片付けや食べ終えない子へ声をかける感じです。
 
ただ食べ終わりにしていいのかどうかも担任の先生の判断で進んでいきます。かといって私は週2パートの身分・補助はあまり口出さず…って環境です。口出ししすぎて、担任に嫌われてはそこから先円滑に行きませんね。まずは保育士さんたちと悩みを話してみることからスタートしてみたいと思います。まずは担任の先生にあれこれ言う前に、偏食や遅食の子を私がじっくり観察してアセスメントしてみようと思います。
 
全ての偏食タイプに共通する大事な事項「給食の時間は楽しく!」は保育士さんの対応が変わらなくても、私が子どもへの楽しいコミュニケーションを強化することはできると思うので。すぐにとりかかっていきたいと思います!
 
これからももっと学んでいきたいと思います!講座ありがとうございました!
 

茨城県・管理栄養士(保育園)より


仕事で、子育て中のお母さんたちの相談にのることがよくあるが、ごく一般的な教科書通りの知識の中からしかアドバイスができていないと感じていました。もっと具体的な考え方や実践法を伝えることができたら、と自分も勉強して知りたいと思い受講しました。
 
仕事で相談を受ける内容は、食べないことや、飲み込めないこと、食事のすすめ方や、マナーについてなど様々ですが、とくに、食べないことを悩んでいるお母さんは、本当に真面目な方が多く、一生懸命に子どもと向き合っていると感じます。
 
「子どもと向き合う」ではなく「問題と向き合って解決していく」ように、1つずつ問題解決の手助けをしていきたいと思いました。その具体的な方法を、まだ不完全ではありますが、継続して学ばせてもらいながら、仕事に活かしていきたいです。
 
「食べられないが変わらない8つ(9つ)の習慣」これは保育現場でも家庭でも、知っておくと、ものすごく参考になりますね。
 
今回、沢山の具体的な方法を学んだ中で、今一番に参考にしたいことは「メンタルの保ち方」というところです。食事の時間がストレスになっている方も多くいるので、少しでも気持ちをらくにして、お子さんとの食事の時間を楽しいものにしていただけるよう、アドバイスをしたいと思いました。
 
実りある研修をありがとうございます。メールの配信も、引き継ぎ楽しみにしています。

佐賀県・保護者より


離乳食からあまり食べず、私も何度も怒りを子供に向け精神的に追い込んでしまいました。今は年中になり、食べれるものも増えましたが、給食はほぼたべず、家でも職が細い、体重の伸び悩みがあるため解決策を知りたく受講しました。
 
①食べないではなく、食べれない子であること。
 
②さらに嚥下や口腔機能の問題も深くかかわっていることが学びになりました。
 
③食欲は3大欲求ではない、ことも分かったので、リラックスできる空間、子供の話を傾聴し、学校側にも情報を提供するよう努めます。 

また息子は、扁桃腺が大きく、飲み込むときに痛いときがあり口から出します。無呼吸があるので、扁桃腺摘出手術も視野に入れておりますが、今は歯科医院で口腔機能の向上の治療をしております。(顎顔面航空育成治療)学びとともに機能も向上させるようにします。

東京都・専業主婦より


現在、息子は小学校2年生。離乳食・幼児食の頃から、特定のものを頑なに食べなかったり、食べられていたものを突然食べなくなったり…と悩むことが多々ありました。本を参考にしたり、区の子育て相談に電話したり、色々試しましたが、なかなか食が広がりませんでした。身体は平均より大きいけれども、食が細い。食べ慣れていないものを受け入れるのに時間がかかる。息子のペースで少しずつ取り組むしかないと思っていましたが、色々試していることが本当に息子に合ってるのかなと心配でした。
 
今回、基礎講座を受講しようと思ったのは、担任の先生からの強い給食指導を受けて、昨年の9月から不登校になったからです。息子が食で困っていること、それに対する食支援を改めて確認したい、学びたいと強く思いました。
 
対応・支援をするために必要なこと。食べられない子が今どのような状況なのかを把握するための情報収集。食べられない3つの理由とその問題で出来る支援。順番に沿って学んでいく中で『息子は感覚的な問題があって、食べられることが難しいんだろうな。精神的、機能的な問題も少しあるな。』と、ずっと気になっていた食事の様子が見えてきました。
 
今までの考え方だと子どもにとってどうだろうか(ハードルは高くないか?)・適切な対応だろうかと、一歩下がって見ること。どのような場合でも、必ずスモールステップを踏んでいくこと、焦らずに出来ることから少しずつ始めることなど、大切なことを学びました。また演習(受講者からのQ&A)で、実際にあったお悩みとその支援・対応を見て、「息子にも同じように対応できる」、「このような場合には、こうすればいいのか!」と知ることができました。
 
この講座と同時に学んだフォローアップの講習も心に残りました。一緒に食べたい人がいること、子どもと楽しく食べること、自分自身も楽しむこと。少し意識しただけで、息子が「みんなで食べると美味しいね!」と言って、私自身も嬉しい気持ちになりました。
 
情報がなく、何でだろうと沢山悩んだ時もありました。今回山口さんの講座で学びを深めて、今は息子と一緒に考える時間を持てるようになって良かったと思っています。これからも楽しみながら続けていきたいです。
 
以前、幼稚園教諭として、幼稚園(お弁当)やこども園(給食)で働いていたことがあり、落ち着いたら仕事に復帰したいと考えています。人に悩みを話すことはとても勇気のあることで、また悩みはその方にとって、とても大きなものだと思います。悩んでること、話そうと思った気持ちを受けとめて、「一緒に考えていく」「その思いに寄り添える」そんな人でありたい。私自身が悩んだからこそ、この学びが少しでも食で悩んでるご家族の助けになれたらと思っています。そのために、繰り返し基礎講座をインプット・アウトプットしたいです!
 
山口さん、貴重な講座をありがとうございました。

山形県・保護者より


高校二年生の娘の会食恐怖、その他の不安障害への理解と改善方法を学ぶため受講しました。
 
今回、食べることについて知らなかったことをたくさん学ばせていただきました。まず、食欲は自然にわくものと思っていたので、そうでないことを知り大変驚きました。うちの子はもう大きいですが、小さい頃食感の苦手なものが食べられなかったように思います。何回もかんでゆっくり食べるので満腹を感じやすく、給食は時間内に残さずたくさん食べなければいけなかったので、心配や緊張でなおさら食欲が抑えられたと思います。
 
うちでは痩せているのが心配で、ついつい食べられそうな物を多く出していましたが、まだまだやれることはあるんだなと気づきました。一口とかなら今まで食べなかったものをおいしいと言って食べるようになってきました。
 
会食恐怖の症状や、外で体調が悪くなることを怖がるので、不安な気持ちを受け止め、ラクになるような声掛けも継続してかけていきたいです。もうすぐ修学旅行もあるので、食事のことなど周りの人にも理解していただきながら、少しずつ挑戦できる環境を整えていきたいです。時間はかかると思いますが、きっとこれを乗り越えると、他にも人生良い方向に変わると思うので、楽しみながら頑張ります!

沖縄県・講師業より


私のお教室にきてくださるママさんたちに、必ずお伝えしていきたい内容だと思ったから受講しました。
 
沖縄県在住で、2020年9月から自宅とオンラインで「micomanma」という名前でキャラ弁教室をしています。そのころから山口さんのことを知り、こんなに具体的な発信をしている人がいる!ということに衝撃を受けました。Instagram、LINEの配信、食べない子が変わる魔法の言葉を拝見し基礎講座を受講するまでになりました。
 
私自身も子どもの頃好き嫌いが多かったこと、息子の食わず嫌いや特性で悩んだ時期があったこと、また、レッスンを受けてくださるママたちのお声もお子さまの食べることに関しての悩みがとても多く、独自に偏食や発達支援について学んでいました。
 
今では、野菜コーディネーターなど他の資格も活かし偏食っ子とキャラ弁のアドバイザーと名乗り、レッスンをする傍ら、乳幼児を専門にママが笑顔の食卓作りを目的とした講座を各種行なっています。
 
具体的には、そもそも乳幼児の味覚や脳の仕組みなどから、野菜嫌いな子には野菜の選び方や洗い方、ベジブロス、調味料講座など。受講生さんからは、嬉しい変化のお声をたくさんいただいています。実際に息子も、大嫌いなものが、普通を通り越して大好き!になったり、変化に驚いています。
 
現在にいたるまで、たくさん学びたくさん実践してきましたが、対応の土台となる部分では山口さんの発信や著書がとても勉強になりました。こういう場合にはどう対応する?ということがとても細かく具体的で、実践しやすいです。
 
山口さんは現在、給食が食べられない子や、教育機関の支援に重きを置いていると思いますが、私は私と同じママたちへ妊娠期から出来ることも含めて、家庭内の食卓においてママが笑顔でいることを重要視して活動しています。
 
「偏食」とまでいかないけど、もう少し色々食べてほしいな、もう少し野菜食べてほしいな、ということでもどうしたら良いのかなと悩む一生懸命なママがとても多くて、そんなママたちを笑顔にしたい思いです。その中で勝手ながら山口さんのことも紹介させていただいています。
 
いつも具体的な発信をありがとうございます。今後も楽しみに勉強させていただきます。
 
このたびは基礎講座の開講をありがとうございました!受講して本当に良かったです^^

京都府・専業主婦の方より


来月6歳になる息子の偏食について、離乳食後期くらい(自我が芽生えはじめ、はっきりと、これは食べる、食べないが別れてきた位)から、ずっと試行錯誤してきましたが、山口さんのご著書をきっかけに、レシピの工夫ではなく、コミュニケーションの仕方が大事であったことを知り、少しづつ息子との食事の向き合い方が変わってきました。
 
今回受講した目的は、ご著書を拝読していた時はあった私の熱量がいつしかまた、日常の息子との食事のイライラに消されていき、このままではいけないと感じ、私も息子も救われる穏やかな食事の時間を取り戻したいと感じたことと、この学びが『食』に関することだけでなく、子育て全体に通じているように感じたので、深く学びたいと思い受講しました。
 
今回基礎講座を受講して、誤って認識していたことや、思いもよらない方法や気づきがたくさんありました。
 
何を食べるかよりも、いかに楽しく食べるのか『食べることが楽しい』になっているか?そしてその食卓にいる私は息子の『一緒に食べたい人』になっているのか?先ずはこの視点にしっかり立ちたいと思います。
 
そして、改めてアウトプットの大切さを実感しました。メルマガやご著書を拝読していた時より、ノートに書き起こしたり、人に話すなどアウトプットすることで、改めて深い理解に繋がっているように感じます。
 
子育てに関する色んな情報が溢れている中で、出産前からとかく、◯◯しなければいけないというナゾの縛りにずっと縛られてしまいがちな私ですが、今は、目の前にいる息子と向き合いながら(向き合いっぱなしだとしんどいのですが笑)息子にとっての、私たち家族にとっての愛しい食事の時間を大事にしたいと考えています。

千葉県・主婦の方より


年長(6歳)の偏食を治したい・来年度から小学生なので、給食で苦労させたくないから受講しました。
 
受講して学んだこととして、大皿で食べていたので、子供のプレート皿を買ってお子様ランチみたいに出してます。残して良いよ、出して良いよと声がけしています。
 
白米が大好きで、肉は少しですが食べれます。野菜はほんの少しの量を出してますが、大抵は食べませんが、匂いを嗅いだり、ペロっとしたりする様にしてます。
 
本当は今すぐに食べて欲しいですが、飛び級はないと教えてもらったので、急がば回れが1番だと思い、ゆっくり治ってくれれば良いなと思いました。

静岡県・管理栄養士


本講座受講の目的は、自分が研究したいと思っていた答えがありそうだと感じたからです。私は小1・年中双子の3人息子の母です。我が子は3人とも敏感タイプで食事だけでなく新しい場所や環境も苦手なタイプです。我が子の食事を通して「食べない=わがまま」という一般的な考え方に疑問を持つようになりました。
 
私自身、管理栄養士であり食物栄養学科の博士であるため、子どもの好き嫌いのタイプをちゃんと細分化し、それぞれに合った支援方法を考えれば「食事」をもっと楽しんでもらえるのではないかと思っていました。「食べない」のではなく「食べられない」、「食べられない」原因を探る必要性を強く感じていました。
 
現在は子育てに忙しく、将来的に研究していきたいと考えながらも、なかなか取りかかる事が出来ず、何か良い方法を探していた時に「なぎさ園」さんの特集記事を見つけ、本講座にたどり着きました。そして本講座のプログラムを拝見し、私が知りたかった事が全て詰まっていたので、すぐに受講を決めました。
 
受講して「食事を楽しいと思える事が1番の食育である」「食べないのではなく食べられない」等、私が息子の偏食を近くで見て感じていた事が、科学的にも説明が付くと学べて感動しました。
 
敏感タイプの子が口に入れるまでには何段階もステップがあること、1人1人新しい食材を受け入れられるまでの期間が違う事等も子どもを通じて感じていました。また、口に入れる事がゴールではなく、本人が自分の意思で食べられるようになる事が大切という事を私自身も大切にしていきたいと思います。
 
今後については、来年の4月からフリーの管理栄養士として栄養相談業務を本格的にやっていきたいと考えています。
 
お子さんの食事で悩んでいるお母さんは本当にたくさんいらっしゃるので、「楽しい食事」をベースにお母さんに寄り添った支援が出来るように頑張っていきたいと思います。
また保育園や幼稚園、小学校でもご依頼いただけるように、まずは市内から広げていきたいと考えています。

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