(以下、転載です。)

※対談音声は最後の方に貼ってます。聞いてみてください!

【レッスン.12】「点」ではなく「線」で。

こんばんは、山口健太です。


私は普段から、
いろんな人の相談に乗ります。

そんな中で、
たまに相談者さんが、

「ダイヤモンドの原石」

のように見えて仕方なくなる時があるんですね。



当然、何か悩みを抱えていたり、
解決したい、達成したいという方の
相談に乗る事がほとんどなので、

明るい話をずっとしているわけでは無いです。(というか、暗い話が多いです)



ですが、

それでもその方が光のように見えて、

「私のところに来てくれて、本当にありがたいなぁ…」

という、
温かい何かに包まれるような感覚になる事があります。



「これがなぜか?」というと、
私はとにかく”見立て”をしてるんです。


「この人は今は悩んでいるかもしれないけど、必ず明るい未来を切り開いている。その姿がイメージできる!そして、私が何かしなくても、その力が十分に備わっている!私はほんの少しキッカケを与えたり、少しの背中を押してあげるだけで十分輝ける!だから絶対に大丈夫!!!」


そのように見立てて、
そういう前提で接すると、

今その方が悩んでいる悩みは
人生を変える良いキッカケの1つになります。


良いアドバイスも”パッ”と、
瞬間的にひらめいたりします。



これを私は、
「点ではなく線で捉える」
という風に言ったりしていて、

友達の悩めるカウンセラーさんや、
コンサルタントさんにも、
よくアドバイスをしてあげています。



たとえばこれはよく出す例なのですが、
模擬試験でE判定(=このままでは合格不可能という判定)を取った人がいたとします。


「点」で捉えている人は、落ち込みます。


「これまで沢山勉強してきたのに、結果が出なかった…」

「やっぱりわたしって頭が悪いんだ〜…」

「あーなんかもう、勉強する意味が分からなくてなってきた…」


こんな感じで、
勉強が出来なくなるかもしれません。



一方で、
「線」で捉えている人にとっては最高の状況です。


「分からない部分が明確化して、良かった!」

「これでもっと、本番の点数伸びじゃん!」

「ていうか、もしA判定だったら、安心して勉強時間減ってたかも!救われたー!」


という感じですね。


実際どちらの捉え方が「真」かというと、
線で捉えている人の方なのです。

模擬試験は、本番のためのテストなわけですから。




さて。


中には、

「この人は不十分な存在だから、自分が助けてあげなきゃ!という方が、良い関わり方が出来るのでは?」

みたいな人もいますが(ここで学んでいる人には居ないと思いますが)、

それってむしろ、
”相手を信頼していない見方”なんです。



「相手を変える事」に
フォーカスがいっていて、
過剰な介入になってしまう可能性があります。


太陽のママサロン的に言うと、
”おまじない”が出来ていない状態ですね。




ですが違うんですね。


大切なのは、
”元”に戻してあげる事です。


元々この人は素晴らしいし、
未来は素晴らしいと決まっている。


それは既に決まっている。


決まってる。


決まってる。


絶対に誰が何と言おうと、
決まってるのです。



これって、
%name1%さんもそうですよ。


もちろん、
%name1%さんのお子さんもそうです。



%name1%さんのお子さん、
素晴らしいでしょう。

めちゃくちゃ可愛いでしょう。



それを感じられるだけで、
本来は十分、幸せな事だと思うんです。



だけど、それだけでは
「幸せ」と言ってはいけない気がする。


本来はそれだけで
十分幸せな事と知っているはずだし、
なんども思い出した瞬間がこれまでにもあるはず。


なのに、

周りの目や圧力、
社会の価値観によって、
忘れてしまって、
流されてしまう。


そんなことは、私も含めて、
誰にでもあることでしょう。



大切なのは、
忘れないようにすることや、
流されようにすることではありません。


元に戻れるような、
思い出せるような、
良い習慣を持つことです。


私の場合は、
人の相談に乗る事が思い出させてくれる
1つの習慣でもあります。




自分にとっての良い人生は、
となりのあの人にとって良い人生とは限らない。

自分のパートナー、
子どもにとっても良い人生とは限らない。

それどころか自分自身にとっても、
タイミング次第で変わるものでもあります。



だからいろいろトラブルは起きますが、
トラブルが起きるという「点」は大きな問題ではありません。

(トラブルが起きないということも、ある意味問題かもしれません)


「線」で捉えたら、
そのトラブルとより良く向き合うことで、
良いキッカケにする事ができるかもしれない。


自分次第で。



「点」と「線」。

どっちを選択しても良いですが、
太陽のママサロンに参加しているという事は、
きっと心の奥底の魂レベルでは、
「線」にしていきたいのだと思います。


一点一点に
悩むのではなく。
素敵な未来へ線を描く。


そんなイメージを
今日は共有したかったので、
このような内容になりました。



ではまたメールします。




ps1

引き続き、
音声の感想も続々届いています。


〜〜〜〜〜以下より〜〜〜〜〜

山口様

こんにちは!

音声聞かせていただきました。
山口さんから今まで何度も耳にしたフレーズばかりでした。
『受け入れる』
『自分を高く評価する』
『自分を認めてあげる』
『お母さんは素晴らしい』
などなど、これらのことがどれだけ大切なのか、改めて自分の中にきちんと刻まれているなぁと思いました。
『私の幸せは家族を幸せにする』
そう思いながら毎日過ごすと、重くのしかかっている何かが取っ払われて、フッと楽になります。
おまじないをよく呟くようになり、以前に比べて自分がやりたいように過ごしているおかげで、子供たちがよく笑って、のびのびしているように感じられる今日この頃です。(ワークになりますかね)

(以下略)

梓さん

〜〜〜〜〜以上〜〜〜〜〜


ありがとうございます。


音声以外でも、
このような声も。


〜〜〜〜〜以下より〜〜〜〜〜

自分を俯瞰しながら過ごす事が増えて少しずつ楽になってきている春美です。

コントロールできない事は相手にゆだねようと思いながらも、日常生活を送る中で山口さんからのアドバイスがすっぽり抜けてしまう時が度々あります汗

どんな時かと気づいたのが、我が子同士のケンカ。「いいかげんにしなさい」と怒りの感情が止められなくなります。

最初は穏やかな気持ちで過ごしているのに、ささいな事でケンカが始まり、声がうるさかったり、誰かが泣きだすとこちらの感情も爆発しそうになります、というか爆発してます!

子供達はどちらも相手が悪かった、、と言い出しますが、こちらとしてはケンカ両成敗と思い、人が嫌がることはしない、以上。としてもまだ小さくケンカしている姿を見ると、愛情が不足しているから小競り合いをするのかな、、と思います。
しばらくしてから愛情表現を出すようにしていますが、、ワークでお話しにあった子供の愛情のコップを思い出したりしてます。
無条件の愛情をどのくらい出せているかな、、とふと考えます。


あとは部屋を掃除した側から汚された時。

以前に比べたら少しはキープできるようになっているのですが、よりよくしたい気持ちがムクムク出てきて、(掃除した私の時間を返してー)って悲鳴をあげたくなりますが、家族がいるってこういう事、私はママになったんだから当たり前、可愛い子供がいるじゃないか、そして私は今怒っている、、などと脳内会話をして落ち着かせています。

こんな時も「かむながらたまちはえませ」と唱えてたりしてます。

期待を手放すってなかなか難しいなと感じています。

〜〜〜〜〜以上〜〜〜〜〜


実は、
「期待を手放す事が大切」
という事が分かっている時点で、

完璧にそれを手放せなくても、
この問題はほぼほぼ解決していると
言っても過言ではありません。


(というか、完璧を目指す必要ないですし!)



なぜならその時点で、

「問題の原因が自分にある」

という視点になっているからです。



これが

「自分以外(子どもなど)に原因がある」

となっている限り、
なかなか解決しないですし、
悪い方向に展開していくんです。



たまに

「うちの子は集中して食事が取れません!すぐ立ち歩きたがったり、アニメを見たいと言います!どうすればいいですか?」

と、
悩んでいるお母さんがいるのですが、
そのお子さんって、

「ボクは集中して食事が取れません!すぐ立ち歩きたくなるし、アニメを見たくなります!どうすればいいですか?」

って悩んでないわけですよ。笑



悩んでいるのが自分だったら、
その悩みは自分に原因があります。


これは、
自分の責めるべきという意味ではなく、
自分の考えや行動次第で解決できる問題であるという事です。



一方、

「期待を手放す事が大切」

と、分かっている時点で、
それは自分次第で問題を
解決できるフェーズにいるということです。



それが分かっていない状態はいわば、

東京から大阪に行きたいと言いつつ、
「東北新幹線」に乗ってるような状態です。


完璧に出来ていなくても
分かっているのであれば、
ちゃんと東海道新幹線に乗れていて、
今名古屋あたりを通過している状態です。



だから、大丈夫ですよ。


音声はこちら:
子どもに関する問題を解決をするために、お母さんができること(対談音声)』



ps2

★★★★★第3回ワーク★★★★★

1.「ワークシート1」をドンドン書き溜める!

★★★★★★★★★★★★★★★


前回お配りしたワークシートですが、

これは本番前の練習のワークシートなので、
とにかく普段過ごして感じたことを、
書きまくって

”とりあえず埋めること”

を目標にして欲しいです!



もちろん、
疑問点は気軽にメールで送ってくださいね!


山口健太