こんばんは、山口健太です。


昨日は、
NHKのニュース番組に出ていたので、
反響がけっこう有り、
いくつかメッセージもいただきました。


〜〜〜〜以下より〜〜〜〜

夕方テレビ番組をたまたま観ていて、、子供の事で悩んでいたのでLINE登録させていただきました。


6才の次男が昨年の夏に
給食のおかわりを先生に勧められて、、それを無理して食べようとしたのか吐いてしまい。

直後は朝から吐き気が出たり、
休ませたり。
保育園も行きたがらない日々でした。
その時の担任の先生も理解のない方だったので、こちらの要望も気持ちもあまり汲んでくれず嫌な思いもたくさんしました。

(後略)

〜〜〜〜以上〜〜〜〜


保育園や学校での食べない子への対応って、
本当にマチマチでくじ引きみたいなところがあります。

前回もお伝えしたように、
そういった業界を変えていきたいです。


さて。

前回はお知らせの1つとして、
「食べコミュセミナー」を、

【食べない子が変わるコミュニケーションの技術・習得オンライン講座(通称:食べコミュ習得オンライン講座)】

に、パワーアップして
リニューアルする旨をお伝えしました。



オリジナル版に参加していた方には、
すでに新しいコンテンツも配っているのですが、

「より偏食の対応が詳しく解説されていて助かりました!」

と、大変好評をいただいています。


近々、
ご案内させていただくので、
楽しみにしておいてください。


さて、
今日のメルマガでは、

「食べる提案と信頼構築の法則」

についてお伝えしていきます。


食べる提案をするときに、

”よくやってしまいがちなミス”

というのがあるので、
それを取り上げながら一緒に学んでいきましょう。


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食べる提案でよくあるミス!
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食べる強制は不要ですが、
食べる提案を適切にすることは大切と、
私は以前からお伝えしてきました。


ですが、

”ここでよくやってしまいがちなミス”

というのがあります。



それが、

「苦手な要素を事前に説明せずに、提案してしまう」

ということです。


なぜなら、
そうやって食べた後に

「うげ!!これ、ボクの苦手なやつじゃん!」

となってしまうと、
信頼関係が崩れていって、
次第に食べる提案にも乗ってくれなくなるからです。


(本当によくあるミスなので、すでにやっていたとしても、あまり落ち込まなくて大丈夫です。笑)



もう少し、
具体的に説明をしますね。


たとえば、
魚介類の苦手な子がいたとして、
そういうタイプの場合は、
「生臭い匂いが風味」が特に苦手なことが多いです。


そしてその子には、
苦手に挑戦してもらうために、
”魚だしが効いたスープ”を飲んでもらおうと考えました。


このときに、
ミスってしまうパターンの1つが、

「美味しいから飲んでみたら?」

と、言ってしまうケースです。


しかし、
実際に飲んでみると魚だしが効いてるので、

「まずー!(心の声:騙された!うそつき!お母さんの提案には乗らない方がいいぞ!)」

と、なります。笑



だからこういう時は、
ちゃんと事前に「お魚のだしだよ」と説明するのです。


そうやって信頼関係を積み重ねていくことで、

「お母さんが勧めてくれるものは安心だ!」

となり、

「食べてみたら?」の提案も通りやすくなります。


でも、これって、
なんでもそうですよね。


例えば病院に行って、

「この薬はとにかく良いから飲んでね!」

とだけ言われて勧められるのと、

「この薬にはこういう副作用が考えられますが、ほとんどの場合で強く出ることはないので大丈夫です。もし、強く出てしまった場合は、すぐに言ってくださいね。患者さんにあう量に調整しますからね」

と説明をしっかり受けたのとでは、
「どっちが信頼できるか?」となると後者です。 


特に、食の場合は、

食べてみたときに、
「自分が想像した味」と
「実際に食べてみた味」との差が、

乖離していればしているほど、
「これを食べるのが怖い」と覚えてしまい、
偏食になってしまうことが多いのです。


ですから、苦手な要素は、
”先”に伝えてあげるのが良いです。


もし、
その苦手を意識して、
何か調理を工夫した場合があれば、

「これお魚の出汁だけど、あまり生臭くないと思うから、一口食べてみて?」

みたいに苦手を打ち消すような、
コミュニケーションをすると良いですよ!



今日は、

・苦手要素は先に言うことで、信頼関係の構築に繋がり、「食べてみたら?」の提案にも通りやすくなる

という話でした!


説明をされると理解できると思いますが、
なかなかこういうのって分からないですよね^^;


「食べコミュセミナー・講座」をやっているのも、
やはり少しでもこういった知識を伝えていって、
お母さんの悩みが晴れてスッキリとした気持ちで過ごせるようになったり、

子どもたちが色んなところで、
食を楽しめるようになっていけば良いな〜と思うからなのです。



次回は、

「食べコミュ習得オンライン講座」

の詳細についてお伝えする予定です!


楽しみに待っていただければ幸いです。




それでは、
最後までお読みいただき
ありがとうございました。


山口健太